「音楽家になる!」 シリーズ連載開始!
わたしは、音楽を聴くことは好きであるが、音楽制作となるとずぶの素人である。しかし、漠然とした興味があったDTMの世界に足を一歩踏み込んでみたいと思う、
兄が音楽を制作している仕事をしているということもあり、自分が想像した音楽を形にするという作業に憧れていたのかもしれない。
果たして憧れで終わらせていいのだろうか……否、よくない。
そして、齢30を目前に控えて思うことがあった。
それは、
「物事を始めるに遅すぎるということはない」
「一歩踏み出さなければなにも始まらない」
ということだ。
傍から見るとありふれた言葉のようだが、その言葉を自分の手に取り眺めてみると、重みのある金言に感じられる。
こういった、先人の名言のようなものはみなそういう性質を帯びているのかもしれない。言葉の意味を自分の肌で感じないと、実感がわかないということだ。
音楽をつくることを始めたいと思う
「好きこそ物の上手なれ」これはことわざだ。これを実践していきたいと、この年になって思った。
マルコム・グラッドウェル氏のベストセラー「Outliers」で有名になった「1万時間の法則」というやつを試してみたいと思う。
ライフハッカーさんのこの記事では「1万時間の法則」をやんわり否定している。
たしかに、個体によって知識や技術の習得に時間のバラつきがあるのは当然。そして、辿り着く場所が違うことも納得できる。
しかし、この法則が言っている本質は「練習をせずに天才的才能を発揮する人」も「いくら練習をしても上達しない人」の両者もいない。
これだ。
要はやらないよりはマシだし、少しも上達しないわけがない。少なくとも私はそう解釈することに決めた。
「達人」や「天才」にはなれなくても、「玄人」にはなれるはずだ。この法則はスタートを切るきっかけにすぎない。
「集中力を欠いた状態」でいくら「1万時間の法則」を実践しても成果は得られないなんてことは言われるまでもなくみんな理解していることでしょ。
幾千もあるケースのひとつを指摘し、その可能性を潰す論調はあまり好きではない。私は私の都合のいいようにこの「1万時間の法則」を実践するだけだ。
私にとって大事なのは「目標を決めてそれに向かって意識的に行動をすること」でしかない。
このブログを通してやりたいこと「○○になる!」シリーズ
このブログを通じて、私が「音楽家」に近づく様を順序だてて紹介できればベストだと考えている。そのほうが見てくれる人たちの興味もそそるだろうし、微力ながら参考にしてもらえるかもしれない。
題して「音楽家になる!」シリーズ!
それよりなにより私自身の「備忘録」という意味合いの方が色濃く反映させるかもしれないがそこはご愛嬌ということで……。
そもそもこのブログを見てくれている方が何人いるのかは分からない。それでも、己の成長を後で「ハイライト」として見られる可能性があること自体、作業をするモチベーションに繋がるだろう。メリットしかない。
「音楽家になる!」シリーズの目標
先日こんな記事を書いた。
ここで挙げた「音楽」に関する項目は……
・ボカロ曲を作る
・DTMを勉強して自分のセンスを信じて楽曲を制作
・ギターを上達させる
・リュートを弾いて様になるようにする
・民族音楽について勉強する
・クラシック音楽について勉強する
・歌を上達させる
これらが当面の目標になる。超えるべき壁は殊の外高そうだ。なんで急にリュートがでてきたのかは当時の私の心境に聞いてみないとわからない。深層心理にリュートに憧れるなんらかの憧れがあったのだろう。たしかにあれはかっこいい楽器だ。
取り組む具体的な方法
とはいえ、わたしもこればっかりに時間を費やすわけにはいかない。生活があるからだ。それでも、このチャレンジは私の今後の人生の幅を広げてくれる可能性がある。
取り組む方法は……
・DTMを勉強する
・いろいろな音楽を聴く、触れる
・楽曲制作をする
・理論を学ぶ
このぐらいだろうか。「音楽家になる!」うえで関係がありそうなことはなるべく記事にしていきたいと思う。
このブログのタイトルは「ヒビクエスト」
日々送る日常を探求していきたいという意味が込められていたりする。少し恥ずかしいが……。
そして「クエスト」という語感は、かの有名なゲーム「ドラゴンクエスト」を彷彿とさせる。まあ、そこから着想を得たわけだから当然といえば当然。というか要はパクった。
何が言いたいのかというと、
「レベルアップしていきたい」ということ。
自分がレベルアップしていく過程を自分で感じたいし、ほかの人にも見せたい。共有したいのだ。
日々、「音楽性の向上」「目標」を意識づけることを習慣化すること。そしてそれに関わるありとあらゆる情報を記事にすること。実践すること。これをやっていこうと思う。