北原里英というAKB48グループきっての“才女”について語ってみようと思う
私はAKB48の中だと北原里英が好きだ。どのぐらい好きかというと、指原莉乃より好きだ。しかし“好き”といっても、「恋人にしたいというよりは友達にしたら楽しそう」という程度である。
そんな、彼女に対して大した愛着もない私がなぜ、このブログで「北原里英」について語ろうとしているのか。
それは、彼女の今後の活躍に期待しているから。そして、どこか儚げで一生懸命な姿が印象的な彼女を応援したいから。それだけである。あと、実はけっこう好きなのかもしれない。
AKB48の5期生である、北原里英。2015年春、新潟に発足されるNGT48のキャプテンに任命された彼女の“これから”に焦点を当てていきたいと思う。
2015年3月16日 NGT48キャプテンとして移籍することが発表される
わたくし北原里英はこの度、新潟県に新しくできる姉妹グループNGT48に、キャプテンとして移籍することになりました。
真剣に考えました。悩んだし、迷った。本当に本番直前まで。
だけど、『やらないか?』と声をかけていただいたことを断るというのは自分的にはなかったし、
こんなにも大きなプロジェクトに1から携われる機会はそんなにないだろうなと思ったし、自分のやりたいことが、出来る気がしたのです。
*移籍いたします。|北原里英オフィシャルブログ「さんじのおやつ」
AKB48グループに衝撃をもたらした「北原NGT48キャプテン任命」。近年、選抜落ちをするなどメディアの露出も減り、若手の台頭もあり影を潜めているように見えた。
「そろそろ卒業か?」なんて囁かれてもいた。そんな、落ち目街道をひた走っていた彼女が「新潟の女」になる決意を固めた。
北原里英は、よくこんな風に称されることが多い。「AKBのなんでも屋」
通知表で言えば1と5はないが2も3もない。「オール4」タイプなんだろう。
組織を率いた経験がない私が言うのもなんだが、「和を乱さない」、「経験がある」、「人気がある」、「知性がある」、「コミュ力がある」……これだけあれば、重宝される人材なのは間違いないのだろうと思う。彼女にはそれがある。
同期、指原莉乃の存在
AKB第5期生にして、現HKT48支配人である指原莉乃。彼女は、アイドルとして決して恵まれたビジュアルではなかったかもしれない。それでも、総選挙で2度も1位に輝き、HKT48というプロのアイドル集団を見事に作り上げてみせた。
こんな、努力とセンスの塊の”怪物”が同期にいるのだから堪らない。
北原里英という人物は、「自分が前に出ることよりも他人の成功を願う」そういうタイプなのだと自分でも言っていた。
わかる、すごくわかる。自分がいい人と言い切るつもりはないが、悪い人には絶対になりたくないってやつだ。
ただ、アイドルというスポットライトを浴びてなんぼの職業において、北原里英の「自分が前に出るよりも他人の成功を願う」という性格は、致命的な弱点となり得た。
こと、総選挙で1位になるという点においては、明らかに向いていない性格だと思う。
しかし、色々な個性の人が同じチームにいるから面白いに決まっている。
「サッカーの日本代表すべてが本田圭一だとしたら?」、「アイドリングのメンバーすべてが菊地亜美だとしたら?」それはそれで見てみたい気もするが、普通に考えると組織としては成り立たない気がする。
何が言いたいのかというと、北原里英のやり方でやってNGT48をやって行けばいいと思う。それだけだ。
彼女は、「感受性が豊かな奇人」であり、「誰よりも仲間思いのりえちゃん」なんだよなぁ。マジでNGT48は成就してほしい。