アニメ『亜人』第二話 「何でこんなことになったんだ。僕は悪くないのに」感想
亜人は不死身の存在・・・
日本で2体の亜人を確認・・・
人間じゃないんですか?・・・
新人類なんだよ・・・
あいつ亜人だよ・・・
違うッッッ!!!
日本で3体目の亜人を確認・・・
立てるか?
・・・走るぞ!
新しい亜人、長井圭。逃がすわけにはいかんよ
追いつかれてたまるか・・・!
さて、始まりました。アニメ『亜人』第二話「何でこんなことになったんだ。僕は悪くないのに」。
前回、亜人であることが全世界にバレ、晴れて全世界を敵に回すことになった主人公・長井圭。
第2話の冒頭は、友人カイ君のバイクの後ろにまたがり、絶賛逃避行中のケイ君のアップからはじまった。
捕まってしまったら、ありとあらゆる拷問をその身に受け、何度も殺されて実験の材料にされてしまうと戦慄を覚えているようだ。
そりゃそうだよな。よくわかんないけど、「新人類」とかいわれるぐらいだからね。さぞかし珍しいんだろうよ。
「こちら亜人自宅前」の衝撃
テレビの撮影クルーが、ケイ君の自宅前で中継をしている。
女性キャスター「こちら亜人自宅前・・・・・・」
このアニメ独特のCGタッチの作画のせいなのかは定かではないが、ことのほかシュールな場面に感じてしまった。
亜人自宅前てwwwwwwwwwwwwwww
フリスク捜査官・戸崎 優(CV:櫻井孝宏)の登場
ここで現れたのが、亜人関連の実質的トップである厚生労働省のお偉いさんこと、トサキさん。
『金田一少年の事件簿』の明智警視を髣髴とさせる、色素の薄い髪と切れ者のマストアイテム・銀縁メガネが特徴的だ。
この明智k・・・トサキさんが、今後ケイ君をじりじりと追い詰めていくことになるのであろう。
なかなか手強そうではあるが、フリスクを同僚に無言ですすめ、やんわり断られるという一連の仕草からはどこか人間臭さを感じる。
この人、どこか抜けているような・・・・・・もしかすると、意外とコミカルな人物なのかもしれない。
しかしこの男、亜人を狩る気マンマンである。怖い。
ケイ君とカイ君の男の友情がなんだかイイ感じ!
場面は戻ってケイ君とカイ君。バイクにガソリンを入れつつ、ジュースを飲んで休憩中。
「カイは、どうして僕を助けてくれるんだい?」
ケイ君が、漠然とした疑問を投げかける。
「だって友達だろ?」
この男、イケメンだ。
カイ「てか、亜人って世界に何人いんの?」
ケイ「46・・・・・・いや47人かな。僕も入れて」
カイ「なんだ、47人もいんのか。大して珍しくもねーのな」
繰り返しになるが、この男イケメンだわ。
亜人の懸賞金は一億円!
全世界に指名手配されている亜人・長井圭の懸賞金は一億円。
『ONE PIECE』のルフィが、クロコダイル率いるバロックワークスを壊滅させたあとにかけられた懸賞金が一億ベリーだったことを考慮しても、世界に与える危険性は計り知れないものがありそうだ。
もちろん、なんの比較にもならない。しかし、とりあえずヤバイ額がその首にかけられていることは確かなようだ。
つまり、ありとあらゆる一般人すらも、ケイ君の捕獲を血眼になって狙っているということになる。
今回の鬼役はヤンキー二人組
彼らが運転する白いバンにはなぜか縛られた女性が……。イケない臭いがプンプンする。さてはイケないヤンキーだな、こいつら。
そしてケイ君とカイ君を発見。狙いはもちろん、ケイ君の首にかかっている一億円だ。
超バッドタイミングで立ち小便をしていたケイ君を背後からバッドで殴りつけ、羽交い絞めにしている。
「こいつら、死ぬな」
漫画を一度でも手にとって読んだことがある健全な男性であれば、このあとの展開はそう予測するだろう。もちろん私もそう思った。
さて、どうなるかな。ふふ。
亜人の覚醒。
第一話でケイ君がみせた、あの不思議な禍々しい力がまた見られるかもしれない。
「うわぁぁぁああああ」
あたりを超音波のような不協和音が木霊する。ヤンキー二人が硬直。ついでに側にいたカイ君も硬直してしまった。
詳細は不明だが、「辺りにいる人間の動きを止める」類の能力と推察しておこう。
明智k・・・トサキによると、「亜人の声」には人の動きを止める力が備わっているらしい。
よかった。合っていた。もちろん、見れば分かるといってしまえばそれまでではあるが・・・。
「亜人に危険性はない」
明智k・・・トサキが続けて言い放つ。意味深な言葉だ。
これほど世界に危険視されている亜人に、危険性がないはずがないのではなかろうか・・・・・・?
「亜人に危険性はない。長井圭が別種でない限り・・・」
トサキの部下の巨乳ちゃんこと下村 泉(CV:小松未可子)がつぶやいた。
謎がいい感じに深まってきたな、これ。
まとめ
第二話はここで終了。ケイ君とカイ君の二人は、イケないヤンキー二人組の追跡を無事振りきった。
どうやって振り切ったかというと、ケイ君が発した必殺・「亜人の声」により動きを止められ、運転をすることできなくなったヤンキーの車が、踏み切りの中で停止。
その後、電車に轢かれ車もろとも大破してしまったというわけだ。
やっぱり死んだか。
しかし、細かいところでシュールな笑いが織り込まれている。『シドニアの騎士』を観たときにも感じた、リアルとアニメの狭間であるCGという描写が、絶妙な”ズレ”みたいなものを生み出しているのかもしれない。
次回も観てみることにしよう。亜人おもしれー。