ヒビクエスト

日々感じたことを広く浅く、時に掘り下げて綴るブログ。

「天元突破グレンラガン」をみた感想……「バカだなこいつらwwwww」

 

天元突破グレンラガン(1)<天元突破グレンラガン> (電撃コミックス)

天元突破グレンラガン(1)<天元突破グレンラガン> (電撃コミックス)

 

 

「天元突破グレンラガン」。2007年4月よりテレビ東京系列で放送されていた人気アニメです。制作は、天下のガイナックス。「新世紀エヴァンゲリオン」でおなじみの信頼のガイナックスです。

 



さて、私はこの「天元突破グレンラガン」というアニメの存在は、ずいぶん前から知ってはいました。そして、どうやら面白いらしいという評判も随所から聞こえてきてはいたのですが、観るにはいたらず。

 

理由①「所詮お子様向けだろ」

「天元突破グレンラガン」の絵をみた私は、「どうせ、子供向けの薄ら寒いロボットアニメだろ」という感想を抱きました。。
 



理由②「ロボットアニメは時代遅れでしょ」

いわゆる「ガンダム」や「マジンガーZ」に代表される「ロボットアニメ」というジャンル。ゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズにでてくるような奴らですね。

彼らはどうにも時代遅れのような気がしてならなかったわたし。ロボットアニメという事前情報があった「天元突破グレンラガン」に手を伸ばすことはありませんでした。

 

吉報!「Hulu で配信されてるぅぅぅうううう!!」

そんなこんなで多くの月日が流れました。「天元突破グレンラガン」というアニメの存在すら頭の中から消えかかっていた頃、私の目に飛び込んできたのは「天元突破グレンラガン」の文字でした。


なんと、「Hulu」で配信されているではありませんか。


私はけっこうな暇人なので、「fulu」で興味がある作品はそれなりに見尽くしていました。そんななかに降って降りてきたかのようなメジャータイトル



「これは見るしかない」。むしろ「仕方がないからみてやるか」と、謎の上から目線ですらあったように思います。

 

第1部 立志編

これは、まだ自分の運命に気づかぬ一人の男の物語。

遥か未来。人間は何百年もの間、地中に穴を掘って生活していた。ジーハ村の少年シモンは、いつものように得意な穴掘りをしていると、光る小さなドリルと巨大な顔を見つける。兄貴分と慕うカミナに、その顔を見せようとしたその時、突如として村の天井が崩れ、巨大なロボットとライフルを持った少女・ヨーコが落ちてきた。

騒ぎの中、シモンは巨大な顔に光るドリルを差し込むと、その顔はロボット=ガンメンとなってその姿を現した。シモン達は襲いかかる敵ガンメンを打ち破ると、勢いそのままに地盤を突き割り大空へと飛び出す。

眼前に広がる壮大な地上の風景に興奮を隠せない一行は、地下暮らしを投げ打って地上で旅する事を決意する。だが地上は獣人達が人間に対して侵攻を続ける戦場でもあった。

天元突破グレンラガン - Wikipedia


「ふーん」。

地球という星に暮らす人間たちは、なぜか地中に慎ましい文明を築き、細々と暮らしているというではありませんか。

主人公のシモンとかいう小僧もなんだか地味でパッとしないし、兄貴分のカミナとかいう奴も野蛮な輩のような立ち振る舞いが粗雑で、総じて「気に食わない」と感じました。

しかし、地上にでるとその感想は一変。まさに天から降り注ぐ光をはじめてみたモグラのように、面を食らってしまいました。



「大冒険が始まる」


冒険モノ好きの私にとっては最高に熱い展開です。「これから何が始まるのか?」と胸を躍らせるばかりでした。

 




ガンメンという不細工な機体

ロボットアニメの醍醐味といえば、登場人物が乗り込む「カッコイイ機体」の数々。しかし、「天元突破グレンラガン」にでてくる機体は、「頭から手足が生えている“ガンメン”という不細工な機体」でした。


「なんじゃこりゃwwwwwwwww」


ロボットアニメなのに、機体がこうも不細工ではダメだこりゃと思いました。そのときは。



第2部 風雲編

これは、運命と闘い続ける男の物語。
リーダーのカミナを失った衝撃を隠せない大グレン団。シモンは獣人との戦いの中で、その悲しさを紛らわそうとしていた。

そんな中シモンは偶然ガンメンによって廃棄された箱の中から謎の少女、ニアを見つけ、彼女と大グレン団達によって立ち直っていく。一方、四天王の一角を失った獣人達は大グレン団を討伐する為に本格的に動き出すのであった。

天元突破グレンラガン - Wikipedia

 

先に結論をいいます。このアニメの“肝”は、この第二部であり、それ以上でもそれ以下でもありません。

第二部のあるエピソードをみた私は、泣き崩れました。大袈裟にいっているわけではありません。大の大人が、みっともなく泣いたあとに、崩れ落ちたのです。 



それほどに心が切り裂かれ、打ちひしがれたのです。


そして、そのあとには大きな希望が待っていました。「あ、あの泣き虫で地味で泣き虫だったシモンが……!」

なんにせよ、これほど壮大な展開が待っているとは、第一話をみたときの私には想像もできませんでした。

中川翔子たんの挿入歌がまたドハマりしているんですよね。

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とにかく、これ以上グダグダと私の感想を述べるのは野暮というもの。

ぜひ、実際にみて、その肌で感じてほしい、キングダムもびっくりの「クソ熱いアニメ」です。