ヒビクエスト

日々感じたことを広く浅く、時に掘り下げて綴るブログ。

Canon(キヤノン)のCM「Alice in Tokyo」がスタイリッシュすぎて震えた

最近、
YouTubeの広告が鬱陶しくてたまらないKIMITO(@KimichanVoice)です。


なんで毎回、広告が流れるたびに“スキップ”を押さなければいけないの!!


いや、仕方ないことだと理解はしているつもりなのですが、あからさまに今までより頻度が高くなってませんかね……。毎回広告を飛ばすのが億劫でたまりません。そのうち、広告を飛ばすことすらもできなくなってしまうのでは……。

ただ、中には大変面白いCMがあることも確かです。先日、YouTubeを見ている最中に素敵なCMに出会いました。知っている方は知っていると思いますし、むしろ有名なんじゃねえかと思うのですが、紹介させてください。

Alice in Tokyo (CanonOfficial)

ルイス・キャロルの名作「不思議の国のアリス」をモチーフにしているCanon(キヤノン)のCM「Alice in Tokyo 」。現段階で5話がYou Tube上で公開されている。

物語は、うさぎを追いかけているアリスが、いつのまにか現代の東京に迷い込んでしまうところから始まる。おとぎ話の世界から飛び出したアリスの瞳には、全ての景色が新鮮に映る。「ここ、どこやねん」

そしてアリスは、首元にぶら下がっている謎のカメラに興味を覚え、そのシチュエーションに適したCanon(キヤノン)のレンズを装着し、景色や人物をシャッターに収めていくという、斬新なプロモーションムービーである。

 

各話(全五話) の「使用レンズ」と「キャッチコピー」

第一話 東京湾クルーズ編
望遠ズームレンズ/キョリなんて自分しだいなんだから。


Alice in Tokyo #1 Tokyo Cruise (CanonOfficial) - YouTube


第二話 ドキドキ編
マクロレンズ/小さなものは偉大なもの。


Alice in Tokyo #2 6%DOKIDOKI (CanonOfficial ...


第三話 渋谷センター街編
広角ズームレンズ/広く見るほど深くなるのよ。


Alice in Tokyo #3 Shibuya Center-Gai ...


第四話 原宿キャットストリート編
中望遠レンズ/あなたはほかの、誰とも違うの。


Alice in Tokyo #4 Cat Street (CanonOfficial) - YouTube


第五話  成田空港編
フィッシュアイズームレンズ/おかしなものを、愛さなくちゃ。


Alice in Tokyo #5 Terminal 3 (CanonOfficial) - YouTube

 

このCMの素晴らしいところ① 「シャッターを切る喜びが伝わってくる」

私は、日常的に一眼レフカメラを使う人間ではありませんが、このCMを見て「一眼レフカメラ」に興味を持ちました。私も、絵本の世界から飛び出したアリスのように、“驚き”や“感動”を、写真に収めてみたいと。

 

このCMの素晴らしいところ② 「アバンギャルドな映像美と抜群のプロモーション効果」

最近、アニメのキャラクターや昔話の登場人物が実写化されるCMが、やたらと流行しているとは思いませんか?

 

『au』のCMもそうですし……


TVCM au「秋のトビラ・もうひとつの鬼退治」篇 - YouTube



『トヨタ』のCMもそうですし……


トヨタ CM TOYOTOWN 15 「しずか登場」「しずかの選択」篇 - YouTube



『ソフトトバンク』の新CMもそうみたいです……


ソフトバンク CM 「MOON RIBAR」篇 A(60秒) - YouTube


ソフトバンク CM 「MOON RIBAR」篇 B(60秒) - YouTube


ソフトバンク CM 「MOON RIBAR」篇 C(60秒) - YouTube


ソフトバンク CM 「MOON RIBAR」篇 D(60秒) - YouTube


ソフトバンク CM 「MOON RIBAR」篇 E(60秒) - YouTube


もう、どんだけ過去の遺産にすがってんだと!!!
レガシー かよ!!!それもう、スバルじゃねえか!!!

でも、最高に面白いと思います!!!!!


元・セーラームーンが小泉今日子、元・アトムが堺雅人、元・ゴルゴ13が小日向文世、元・ケンシロウが市川海老蔵、元・矢吹丈がピースの又吉直樹、元・おぼっちゃまくんが満島真之介、元・ちびまる子ちゃんが広瀬すずって……


考えた人ふつうに天才じゃないですかね。


さすが日本が世界に起こる大企業「ソフトバンク」様の新CM。面白くないわけがないですし、なにより夢がありますね。

 

・・・

 

とにかく(キヤノンのCMの話に戻ります)、アリスが現代の東京に降り立つという発想でまず1勝、東京の名所を世界にアピールして2勝、自社の製品の素晴らしさをきちんと表現して3勝はかるくしてますよね。

ほかにも、不思議な世界観を感じさせる軽快な音楽に、シンプルが故に訴えかけるものがある秀逸なキャッチコピーなど、とにかく無駄がないです。めちゃ素敵。 

おわりに

途中ですこし脱線してしまいましたが、私がこの記事で伝えたかったのは「キヤノン」のCM「Alice in Tokyo」の素晴らしさです。スタイリッシュすぎて震えました。

そして、こういう素晴らしい動画が無料で見られると考えれば、広告も決して悪いものではないのだなと。むしろ、まんまと購買意欲をそそられましたからね、私。広告の力って凄いんだなぁ。

不思議の国のアリス 角川文庫クラシックス